大阪本町 CSクリニック

 

 

 

 

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免疫治療23「がんワクチン療法」

CSクリニックもこの6月で開院11周年を迎えました。免疫を立て直すことでがんを抑えることができると気が付いて、はや18年ほど。実際に有効性があると実感して15年。がんで苦しんでおられる多くの方に一刻でも早く、この治療を受けていただきたいと思って開院しました。CSクリニックで行っている免疫活性化血管内治療と原理が同じである「がんワクチン療法」についてお話しします。

 

がんワクチン療法は接種免疫療法の一種で癌細胞の構成成分の一部を抗原とするものです。抗原とは免疫細胞が敵を認識するときに、異種タンパクやムコ多糖類を標的とするものです。つまり、自分のからだにあってはならないものを敵として攻撃するための目印です。

 

一般的な接種免疫療法では、がんの種類を特定するものではなく、免疫系の活動を高めてやることで癌細胞を攻撃させようというものです(前回述べた非特異的がん免疫です)。これに対して、がんワクチンではある癌細胞だけを攻撃するように免疫細胞を教育してやるもの(特異的がん免疫)です。自身にできた癌の細胞を使ってキラーTリンパ球を体内で誘導増殖させる方法を「自家がんワクチン」療法と言います。手術の時に切り取った癌組織より、一部の癌細胞を切り取ります。その細胞をすりつぶして癌細胞の癌特異抗原をアジュバントで浮遊懸濁し、皮膚に接種します。

 

 

皮膚内のランゲルハンス細胞に癌そのものの特異抗原を認識させるのです。がんが独自に持っている特異抗原を抗原提示細胞に認識させ、CD4+Tリンパ球をTh1細胞に分化させ、CD8+Tリンパ球(キラーTリンパ球前駆細胞)を活性化させキラーTリンパ球に特化させます。すなわち、そのままでは働かないキラーTリンパ球前駆細胞を教育して、がんの目印を覚えさせ攻撃能力を獲得させるのです。キラーTリンパ球の癌攻撃特異性は非常に高く、その患者自身の癌細胞しか殺しません。非常に安全な強力な治療法です。

 

この治療法も癌組織に対する細胞性免疫が成立したかどうかはツベルクリン反応を利用した遅延型の皮膚過敏反応(DTH)で判定します。Th1細胞はマクロファージも活性化させるので、24-48時間後に皮膚の発赤や硬結を創ります。がんの場合、免疫療法を行なっていない限り、治療前は免疫力が低下した状態なのでDTH反応陰性です。これが陽性に転じた場合、体内で免疫細胞が活性化したことを示しており、癌細胞に対するキラーTリンパ球が体内で誘導されたと判断します。

 

がんワクチン療法は皮膚接種をおこない、体内で刺激しますが、体外で行う方法は樹状細胞療法といいます。樹状細胞を用いる方法(DC療法、DC-LAK法,DC-CTL法)では癌細胞の認識を試験管内で行います。ご自身の採取血液より単球を分離し、GM-CSFおよびIL-4で培養すると抗原提示細胞である樹状細胞(Dendritic Cell)に分化させることが出来ます。これに試験管内で自己の癌細胞の癌特異抗原を貪食させると、樹状細胞表面に抗原を提示するようになります。この樹状細胞を患者本人に戻すことにより、体の中でがん細胞に対する特異的なキラーTリンパ球を誘導できます。さらにそのTリンパ球を培養で活性化増殖させるとより有効な治療法になると考えられます。
しかし、樹状細胞療法で大事なことは、ご自身の癌細胞の癌特異抗原が無いと特異的キラーTリンパ球は誘導できないことです。手術で取り去ったがん細胞を、そのがん抗原を壊さないように保存したがん組織が必要であるということです。がんワクチン療法も樹状細胞療法も有効性を高くするためには、ご自身の癌細胞が変性しないように保存したものが必要です。手術した直後に瞬間凍結で保存するのが最も良い保存法です。しかし、通常は切除標本をホルマリン固定します。病理検査でがん組織を確認するのに適しているからです。

 

CSクリニックで行っている免疫活性化血管内治療は癌細胞が変性しないように、ご自身の体内で、生きたがん細胞を使って特異的キラーTリンパ球を誘導しているのです。

 

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