大阪本町 CSクリニック

 

 

 

 

受付時間

平日 9:00~17:00

土曜(隔週休み) 9:00~11:00

予約状況により受付時間は変わりますので、お電話にてお問合せください。

2018年12月の診療日
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
2019年1月の診療日
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

※赤字は休業日です

 

 

院長のブログ

スタッフのブログ

 

 

院長のブログ

免疫治療9「リンパ球の種類」

節分も過ぎて立春となりました。もう春なのですが、まだまだ寒い日が続きます。インフルエンザもこれからが本番のようです。花粉症も対策の準備を始めねばなりません。いずれも免疫が重要な役割をしています。

リンパ球の種類 ― リンパ球にはTリンパ球、B細胞およびNK細胞がある。

「がん」治療における最も大事な防御機構はリンパ球が担当しています。リンパ球は大きく分けて2つのカテゴリーに分けられます。
1つはBリンパ球(B細胞)で外部の病原体(細菌やウィルス)の目印(抗原)を認識し、自らこれに対する抗体を産生して血中に遊離させます。この抗体と病原体の抗原と結合させることにより病原体の活動を静止させたり、細胞膜を破壊したりして排除します。また、ウィルス自体とくっ付いた抗体は免疫細胞の食細胞が食べやすいようにします。インフルエンザに対抗してくれるのがこのBリンパ球です。抗体産生にかかわるBリンパ球の出身は骨髄で骨髄系前駆細胞より分化して主に外敵からの感染症に対応します。

 

もう1つはTリンパ球(T細胞)と呼ばれる細胞でさらに三種類に分けられます。Tリンパ球は胸腺内で骨髄系前駆細胞より分化するのでB細胞と区別されます。胸腺はThymusと言います。この頭文字でTリンパ球と言われます。Tリンパ球は細胞免疫の大事な役割を演じています。BとTの違いは、Bリンパ球グループは抗体を産生する免疫を担当し、Tリンパ球の細胞免疫は抗体を作らずに、直接細胞間同士で免疫信号のやり取りをします。この免疫信号をサイトカインといいますが、リンパ球同士でやり取りされるものを特にインターロイキン(略してIL:サブタイプが多数あります)といいます。

 

Tリンパ球の第一のグループは単核性食細胞に働きかけ、それが標的細胞を破壊するのを助け(Th1細胞)、第二のグループはB細胞と相互作用し、B細胞の分裂、分化、抗体産生を助けます(Th2細胞)。第一、第二のグループは他の免疫細胞を助けるのでヘルパーTリンパ球と呼ばれます。

 

第三のグループのTリンパは直接、標的細胞を破壊する働きをしており、細胞障害性Tリンパ球(CTL細胞)またはキラーTリンパ球と呼ばれます。その他、NK細胞(大型顆粒リンパ球)と呼ばれるものは正常な細胞表面抗原を呈示していない細胞をすべて異常とみなして攻撃する能力を持っています。その機能はナチュラルキラー活性(NK活性)と呼ばれます。活性化されたNK細胞は正常でないとされた細胞を攻撃するので、広範な種類の癌細胞を殺すことができます。

 

キラーTリンパ球が特定の目印を持つ癌細胞を殺すのに対し、NK細胞はこの異常目印があるなしにかかわらず、相手がMHC分子クラスⅠを表示していない異常細胞であれば、どれでも殺してしまいますので万能の免疫細胞といわれます。しかし、相手側の細胞にMHC分子クラスⅠが備わっていると殺すことができません。正常細胞はこのMHC分子クラスⅠを持っていて、示す目印も正常のものなのです。

 

 

癌細胞はこの阻害分子を持っていない場合が多いのですが、持っている場合も多くあります。この場合にはNK細胞は全く働きません。免疫治療の時にはこのNK細胞は万能と思いがちですが、実際には役に立たないことが多いのです。

 

>> ブログトップへ戻る

 

 

 

がん治療に関するお問い合わせは06-6448-3653

受付時間 平日9:00~17:00 / 土曜9:00~11:00
〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-8-5 明星ビル1F

 

お問い合わせ 資料請求

 

 

ページトップへ戻る

 

副作用でお悩みの方は、大阪本町CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療