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免疫治療26「養子免疫療法の問題点」

御嶽山が噴火して多数の犠牲者が出ました。地球がわずか動くと東日本大震災となり、あくびをすると火山の噴火となります。地球の上に住んでいる我々は皮膚の上に住んでいる常在菌のようなもので本体が動くと大きな影響を受けます。人間の存在もはかないものに見えます。しかし、この地球の上でしか生きていけないのも事実です。地球を怒らせないように静かに生きていく必要があります。犠牲者にご冥福を祈ります。

 

前回は活性化リンパ球治療(養子免疫療法)の概略をお話ししましたが、その利点だけではなく欠点も多くあります。その良い点と問題点をお話しします。

活性化自己リンパ球移入療法の利点

この活性化自己リンパ球移入療法は体外に取り出して活性化を行うことに多くの利点があります。第一の利点は、がん細胞の影響を受けないことです。がん細胞には免疫系の活性化を抑える力があり、がん細胞が存在している体内では免疫細胞の十分な活性化がおこなわれないことが考えられます。
第二に体内で活性化を十分に行おうとして大量の薬剤を使えば副作用が必ず出ますが、体外での培養ならば副作用を無視して十分強力な活性化ができます。そして、培養への刺激のかけ方によって、望ましい種類のリンパ球を莫大な数まで増殖させることができます。
この治療法は自己のリンパ球を使用するため、「抗がん剤や放射線を使う治療法」などに比べ、副作用がないことから注目を浴びています。採取したリンパ球を体外で強制的に分裂増殖させ、2週間の培養で数十億個の活性化されたTリンパ球となるために、その一定の効果が期待されます。

活性化自己リンパ球移入療法の問題点

しかし、培養の元となる患者のリンパ球はがんに対する攻撃能力に個人差があります。当然ながらその効果が必ずしも保障されるものではありません。つまり、癌細胞を認識したTh1細胞やキラーTリンパ球が採取した血液の中にどれくらい含まれているかでその効力が決まってきます。
つまり、がん細胞を認識できていないTh1細胞キラーTリンパ球であれば効果が期待できません。一方、リンパ球の中でもすべての癌細胞を殺す能力のあるNK細胞を選択的に増殖、活性化したものをANK養子免疫療法といいますが、このNK細胞が能力を持っていれば、そもそもがん細胞は発生しても増大できません。NK細胞はがんが発生した時に見つけ出し、貪食して消滅させる作用を持っています。健康な体ではNK細胞が活発に働いてがんが発生しません。NK細胞がしっかり働かなかったからがんが出来ているのです。
この治療法の問題点はがん細胞を認識していない患者の免疫細胞を利用しなくてはいけないことです。ここにこの治療法の矛盾があります。

活性化自己リンパ球移入療法をどのように使えばよいのか

がん治療は手術で癌細胞のすべてを取り除くのが基本です。もっとも、その臓器より外にがんが出ていない、つまり「早期のがん」であることが条件なのですが、手術の際にはがん組織をさわるので手術操作により血管に浸潤した癌細胞が、体中にばらまかれる危険性は「早期のがん」であっても残ります。慎重な手術であり、かつ肉眼的には転移が無いとされる癌病巣であったとしても細胞レベルでは血管内やリンパ管内に浸潤した癌細胞をばらまかれずに完璧に取り除くのは困難であろうと容易に推察されます。
活性化自己リンパ球移入療法は手術後の再発防止にもたいへん有効で、万一、ばらまかれたとしてもNK細胞やキラーTリンパ球が癌細胞に捕り付いて殺してくれます。これらの癌細胞を「がん」として発症させないように再発予防として使えます。また手術や化学療法、放射線療法は免疫細胞の能力を落とすので、活性化自己リンパ球移入療法は免疫力の低下を防ぐことにも役立つと考えられます。ここで注意しなければならない点は、その患者さんの免疫細胞は、がん細胞を敵として認識していることが必要となります。
そもそも、出来損ないのがん細胞を異常細胞として取り除くことができなかった免疫細胞であったため、発癌してしまったのががん患者なのです。このうっかりミスをした免疫細胞を再び教育して、働き者の免疫細胞にする必要があります。

 

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