免疫活性化血管内治療症例の紹介
前立腺がん
前立腺がんは、もともと日本では多いがんではありませんでしたが近年増加傾向にあります。50歳代からリスクが高くなり高齢になるほど発症の頻度が増していきます。
他のがんと同様に早期には自覚症状があらわれません。
転移のない早期のがんの場合は前立腺を切除する手術がおこなわれます。
がんが進行して周囲の臓器やリンパ節、骨に転移がみられる場合はホルモン療法や放射線治療などがおこなわれます。
免疫活性化血管内治療は、前立腺がんの治療に高い成績を上げています。早期がんから進行したがんの患者さままで、手術やホルモン療法、放射線治療はしたくないという方が多く来られいずれも結果は良好です。
症例1
前立腺がんと診断され、抗がん剤治療されるも病状の改善がみられず、当院へセカンドオピニオンを求め来院されました。血管内治療1回で腫瘍部分の縮小傾向、造影剤の染まりも軽微になってきました。治療時期を境に腫瘍マーカーの減少もみられ、治療開始3ヵ月後頃からは正常範囲にまで回復されました。
症例2
検診で腫瘍マーカーの上昇を指摘され、他院での生検の結果、前立腺がんと診断されました。活性NK細胞療法をされましたが効果が少なく、知人のご紹介で当院へ来院されました。治療前の造影CTでみられた前立腺の不整な濃染像も徐々に改善され、上昇していた腫瘍マーカーの値も治療5ヶ月後には正常範囲内にまで減少し維持されています。
免疫化血管内治療は1回のみで、以後血管内治療も抗がん剤も行わず経過観察中です。がんの増大はみられず抑えられています。免疫の力が働いていると思われます。
副作用でお悩みの方は、坂井CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療