免疫活性化血管内治療症例の紹介
肝細胞がん
免疫活性化血管内治療は肝臓がんの治療に圧倒的な好成績をあげています。
もともと血管内治療は肝臓がんの治療として「塞栓療法」が開発されました。がんに流れ込む血管に薬剤を注入する血管内治療は、血流が多い肝臓がんによく効くのです。
免疫活性化血管内治療は抗がん剤を使わないので、周囲の正常な肝細胞にはダメージを与えません。がん細胞の増殖を抑えるのに必要な分子標的薬の投与ができるため、がんの大きさが10センチ~15センチくらいのものや数個のがんが多発している場合でも治療可能です。
症例1
50歳代の男性で、検診で腫瘍マーカーの上昇を指摘され病院で肝細胞がんと診断されましたが多発性のため手術ができない状態でした。担当医から血管内治療を勧められ当院に来院されました。
免疫活性化血管内治療1回目で腫瘍マーカーは大きく下がり、3回目の治療でがんはかなり小さくなり、その後も増大は抑えられています。
肝細胞がんの場合、がんではない正常な肝細胞が十分にあるほど治療効果が高くなります。
しかしながら免疫活性化血管内治療によって多発性もしくは10センチ以上のがんでも消失し、数年にわたって再発しなかった例が多数あります。
副作用でお悩みの方は、坂井CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療