免疫活性化血管内治療症例の紹介
GIST (消化管間質腫瘍)
GISTは消化管間質腫瘍と言い、胃や腸の消化管の壁にできるがんです。胃がんや大腸がんなどの多くは粘膜から発生しますが、GISTは間質という筋肉層の細胞から発生する肉腫です。
以前は切除手術しかなく抗がん剤治療や放射線治療は有効ではないとされていました。早期で手術操作により腫瘍の偽皮膜を損傷するリスクがなく、完全に切除することができれば治癒の確率が高いと言われています。しかし、進行していたり再発していたりすると手術不可となり余命は数年と診断されます。
治療症例
GISTの手術後に肝臓への転移が見つかりました。グリベックとスーテントを投与されていましたが効果が無く当院に受診されました。
免疫活性化血管内治療を3回行い、腫瘍は縮小し、増大を抑え込むことができました。
抗がん剤を使うこれまでの血管内治療はGISTの治療には実施できませんでしたが、免疫活性化血管内治療は、胃腸の粘膜を障害することなくGISTにも適用でき、腫瘍に直接薬を投与するのでグリベックやスーテントを服用するよりもはるかに効率的に治療ができます。
副作用でお悩みの方は、坂井CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療