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アルファリポ酸点滴療法
アルファリポ酸とは
アルファリポ酸とは、別名チオクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種で、人間の身体を構成する細胞全てに存在し、細胞を活性化させる働きを持っています。ビタミンCやビタミンEの400倍の抗酸化力があり、強力な抗酸化作用によりデトックス(解毒)作用を発揮し、免疫力を飛躍的に高める物質です。
がんは酸化ストレス(フリーラジカル)の細胞へのダメージが原因となって起きています。アルファリポ酸は強力な抗酸化物質で、フリーラジカルをあらゆる臓器の細胞レベルで消去します。
ほぼ全てのがんの原発・再発・転移の治療やがん予防に適応があると考えられています。手術、抗がん剤、放射線治療との併用も可能で、抗がん剤の作用促進や副作用の軽減、放射線治療の副作用の軽減や再発防止などにも有効です。 高濃度ビタミンC点滴療法との併用により抗がん作用の増強が期待できます。
アルファリポ酸点滴の流れ
初回の点滴は100mgより開始し、その後量を増やして継続して点滴を行います。
※量は患者さまの体重や症状によって変わってきます。
点滴時間:約30分~1時間
高濃度ビタミンC点滴の同時使用も可能で、高濃度ビタミンC点滴療法後に引き続きアルファリポ酸点滴をすることでビタミンCの抗腫瘍効果を増強します。
当院では、国内で認可された注射薬を使用しています。
副作用について
アルファリポ酸点滴療法の副作用として、注射部位の痛みが起きることがあります。
稀に、血液内の血糖濃度が低下し、発汗・震え・動悸・頭痛などを伴う低血糖症状がみられることがあります。
点滴中に症状がある場合はすぐに適切な対応をいたします。
費用について
アルファリポ酸点滴 | 300mg 税込12,000円- |
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600mg 税込14,000円‐ |
※初回のみ別途インスリン抗体検査代(¥4000)がかかります。
※昨今の世界情勢に伴う物価上昇による、医療器具等のコストの大幅な値上がりのため、価格を改定しました。
副作用でお悩みの方は、坂井CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療