大阪本町 CSクリニック

 

 

 

 

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第9回・院長のブログ★

あけましておめでとうございます。
ことしの干支「卯年」は縁起のよい年とされているようです。
とくに耳が大きいことは、「情報に敏感」を意味し、早めに対処することで災いを福に転じることが出来ます。 ことしも新しい医学の進歩に早く対応して、先進治療を取り入れて行きたいと決意を新たにしております。これからもよろしくお願い申し上げます。
ことしも治療法シリーズを続けていきます。

 

 

治療法シリーズ 8: がん治療の『遺伝子導入』

ベクターを腫瘍内注射すると、腫瘍細胞上のコクサッキーアデノウイルスレセプターと結合し、食作用によって腫瘍細胞内に入り込みます。細胞に入った外来性p53遺伝子はp53蛋白を産生して抗腫瘍作用を発現します。
ベクターであるアデノウイルスはすぐ細胞膜に結合するため、正常細胞にも侵入します。すでに述べたように正常細胞にp53遺伝子が取り込まれても問題は生じません。また、通常のアデノウイルスが細胞内で自己増殖し、再び細胞外に出て再感染を起こすように、この遺伝子が複製して、さらに多くの細胞にp53遺伝子が広がることもありません。がん細胞から遠く離れたところからp53遺伝子を注入しても、がん細胞にたどり着くまでに多くのp53遺伝子が正常細胞で消費されます。
これでは効率がきわめて悪いのでp53遺伝子は腫瘍内に直接、注入することが要求されます。針で腫瘍を穿刺して、腫瘍内部に直接投与するのが一般的です。しかし、頭蓋骨に囲まれた脳内の腫瘍や、腹部の深部にある腫瘍などの、針の届かないようなところに投与するには困難が生じます。
新しい腫瘍血管を引き込むがん細胞の性質を利用して、血管内治療を行なえば、カテーテルを腫瘍血管に入れることで、腫瘍内に投与することができます。これがCSクリニックで行なっている『遺伝子血管内治療』です。

 

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