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血管内治療の流れ
血管内治療の流れ
1、治療準備
お部屋にご案内し、術衣に着替えていただきます。
看護師が健康状態を確認し、問題がなければ治療室に入室していただきます。
2、造影剤注入
入室後に点滴を開始し、術前薬の投与を行い治療開始となります。
足の付け根に局所麻酔し、そこからカテーテルを動脈に挿入し患部まで到達させます。
※動脈内膜には神経分布がないため痛みはありません。
免疫活性化血管内治療では、IVR-CT装置を用いて精密検査を同時に行います。がんの広がりや進行度を正確に把握し、5mmの小さい病巣を発見診断することも可能です。
カテーテルから造影剤を注入し、腫瘍の栄養血管、その他の血管の状態、がん病巣、転移の有無を確認します。
これらの情報を総合的に判断し、患者さま個々に応じた治療を行います。
3、治療薬注入
治療薬注入は血管造影と同時にCT撮影を行い、がんの断層像を撮影することにより、治療部位の薬剤分布を確認しながら治療を進めます。薬の注入時に、部位によっては患部の痛みや、嘔気が出ることがありますが、そうした場合は速やかに症状を和らげる処置をします。
4、治療後
治療後はお部屋に戻って、カテーテル抜去後の動脈止血のため穿刺部を圧迫したまま、約3時間安静を保ちます。
安静中は点滴を持続して経過観察を行います。
5、帰宅
止血確認後に帰宅となります。
治療当日は入浴を控え、安静をお願いします。翌日は歩行・食事・入浴など普段通りでかまいません。
6、治療後の生活
治療後は、治療局所の病巣部に炎症が起こり、それに伴い発熱や病巣部の鈍痛が起こる場合があります。人によっては吐き気や嘔吐を伴う事もありますが、これらの症状は免疫が活発に機能し始めるには必要な過程で、治療効果があらわれている証拠のようなものです。
日が経つにつれて症状は改善されますので、水分補給を充分にして体調を整えてください。症状が強い期間はご自宅で安静に過ごされることをお勧め致します。
副作用でお悩みの方は、大阪本町CSクリニックへ 免疫治療、抗がん剤を使わない血管内治療、遺伝子治療によるがん治療