- - - 抗がん剤を使わない免疫活性化血管内治療
(分子標的治療薬による血管内治療) - - - CSクリニックでは、副作用の強い抗ガン剤を使わない癌治療をおこなっています。
これまでの抗がん剤(これからは20世紀に開発された抗癌剤を意味します)は癌細胞の核に作用し、DNAの基本物質である核酸の合成を阻害したり、DNAのコピーを邪魔したり、細胞核の染色体が分裂できないようにしたりして細胞が増殖することを防ぎます。抗がん剤は細胞核を直接攻撃することにより効果を発揮します。このため「がん」でない細胞にまで障害が及ぶことになります。21世紀の抗がん剤(あたらしい抗癌剤でこれまでの抗がん剤と区別して抗がん剤とは呼びません)は癌細胞の分裂を進行させる蛋白を抑制します。20世紀型の抗がん剤を使わなくとも癌細胞の分裂を抑制することができるようになったのです。それが新しいがん治療の分子標的治療です。細胞内の特定の蛋白質やムコ多糖類をターゲットとする薬剤を投与し、その蛋白質やムコ多糖類の活性化を抑制することで病気の進行を食い止めようとするものです。癌の増殖レセプターを抗体でブロックすることにより腫瘍増大を抑制することもおこないます。 ![]() 分子標的治療を使えば
がん休眠療法が可能に 癌細胞は止まることの無い分裂を繰り返し増殖し、かつ転移をおこし人体を死にいたらしめます。しかし、癌細胞が分裂できなければ腫瘍は増大することができなくなります。そうです、がん細胞の増殖を抑制するだけで、患者さんにとっては癌がありながら普通に生活できることになるのです。この癌治療に対する新しい考え方は2000年に入り、米国でTumor Dormancy Therapy(癌休眠療法)として提唱されてきています。これは抗がん剤を減らすことで実現されていますが、抗がん剤でない分子標的治療を使えばがん休眠療法がより現実的に可能になります。
分子標的治療から
免疫活性化血管内治療へ 抗がん剤を使わないことにより免疫細胞もその影響を受けることから逃れることができます。さらに分裂を阻止されたがん細胞はアポトーシスに陥り死んでいったり、死ななくとも弱ったりします。このとき免疫細胞は弱った細胞を処理するように働きます。処理した細胞が異常なたんぱく質を持っていることに気づいた免疫細胞はそこで初めて「がん」を認識し、攻撃を始めます。つまり、がん細胞を攻撃できなかった免疫細胞を活性化させ、攻撃力を獲得させるようになるのです。抗がん剤ではがん細胞を免疫細胞が敵であると認識する機会があったとしても、抗がん剤で免疫細胞が傷つき死んでしまうのです。
|
抗がん剤を使わない最前線の免疫療法、血管内治療による癌治療
Copyright 2003 C.S.Clinic All Rights Reserved